【S氏の目】アジア視察-Vol.1
photo credit: Guwashi999
こんにちは、
【シークレットマネークラブ-和僑-】の柳田厚志です。
7月もあっという間に過ぎ去り、
真夏の8月がやってきますね。
有料サービスの『プロジェクトWAKYO』では、
8月上旬、ついに和僑総会が行われます。
待ちに待ったS氏に会えるという事で、
何と全会員さんの60%以上の方が参加されます。
みなさんの期待値がすごいです。
私たちもお会いできることを、
楽しみにしています!
さて、久々のS氏のメルマガですが、
今号から数回に渡り、アジアツアーで感じたことを
シェアしてもらいます。
さっそくどうぞ!
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アジア視察-Vol.1
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みなさん、こんにちは、Sです。
先月、1週間ほどアジアツアーに行ってきました。
バリ島、シンガポール、マレーシア、フィリピンと
少々過密スケジュール気味でしたが。(笑)
今回の目的は2つ。
ひとつは、「大富豪サミット」という企画に参加するため。
もうひとつは、アジアの不動産視察です。
photo credit: southtopia
大富豪サミットに関しましては、
また違う形でお話しできる機会があればと思っていますが、
今回、二人の魅力的な大富豪との出会いがありました。
ひとりは人間的魅力満載のバリ島の大富豪兄貴。
もう一人は、アジア不動産のプロフェッショナル、チャーリーさん。
お二人とも、早くから世界に飛び出し、
外から日本を眺め、日本を、そして日本人の将来を本当に心配し、
偶然にも『和僑』という共通の言葉を口にし、
現実的な『和僑』の必要性というものを強く感じていらっしゃいました。
本当にお二人との話は楽しく、
共感できる部分も多く、大変勉強にもなりました。
そして今後は、お互いに様々な情報を交換しながら、
本物のインテリジェンスを構築していければと願っています。
さて、本題に入りますが、1回では書ききれないので、
これから数回にわたり、アジアの不動産について書いていきたいと思います。
まず1回目の今日は、
マレーシアの不動産についてです。
みなさんは、
マレーシアというとどんな印象をお持ちでしょうか?
僕は、マレーシアというと
“熱帯雨林のジャングル”“天然資源が豊富”
“ペトロナスタワー”“ロングステイ人気国”
といったことをイメージしました。
実は、今回、僕は初マレーシアでした。
僕は、初めて訪れる国の場合、
事前に、ネットやガイド本などで下調べなどせず、
あえてその国の情報をいっさい入れないようにしています。
できるだけ固定観念を作らないようにするためです。
見えるはずのものが見えなくなってしまうし、
その方が現地に行ってからの驚きや、気付きが多く、
その国の雰囲気を新鮮に肌で感じることができるからです。
初めて訪れた時にしか感じることのできない
たった一度の感覚を大事にしたいのです。
photo credit: alantankenghoe
そのマレーシアには、
シンガポールからバスで国境を越えて入国しました。
そこはジョホールバルという街でした。
シンガポールの中心部から
わずか30分~40分くらいだったと思います。
感覚的には、かなり近いです。
バスを降り、入国審査を済ませ、またバスに乗り出発。
ちょっと面倒ですが、スムーズに入国できました。
僕は、まず、
このシンガポールとジョホールバルの位置関係を見た時、
「あっ、香港と深センの関係に似てるな!!」と直感的に感じました。
これが、最初の僕の感想だったと思います。
深セン市といえば、香港島の対岸に位置し、
発展著しい中国の中で、香港、マカオに次いで、3番目に所得が高いところです。
つまり、中国本土の大都市の中では最も所得が高いんです。
そして、香港以外に、中国本土では上海と、この深センだけに
中国株式市場の証券取引所があります。
あきらかに隣接する
世界有数の国際金融都市“香港”の恩恵を
最大限に受けてる都市だと言えます。
香港に比べ物価が安いために、
深セン市に居住する香港人は既に6万人を超えてるといいます。
その“香港”に匹敵する、
国際金融都市“シンガポール”。
その対岸に位置するジョホールバルという街・・・。
まさに酷似の環境。
しかも、シンガポールは、2010年、
約15%というGDP成長率世界一を誇り、
近年、著しい発展を遂げています。
僕はこのジョホールバルという街を
中国の深セン市に重ね合わせ、
この都市の今後の爆発的な発展を早くも確信し始めていました。
バスの中で、そんなことを頭の中で考えながら
聞きたいことや確認したいことが溢れてきました。
今回はアジアの不動産投資視察ツアーです。
当然、投資家の目をもって見ないといけません。
僕は、不動産投資家の目線で見る時の
決まったルーティンがあります。
まずは、独自の不動産チェック項目があり、
そして、その国ならではの宗教や商習慣や法規制などのチェック。
それらの材料が把握できてきたら、この国の不動産の性格を読み、
どういう目的のためにこの国の不動産が使えるかを考えます。
つまり、この不動産が
① キャピタルゲイン(転売益)が目的の人に向いてるのか。
② キャッシュフロー目的の人に向いてるのか。
③ 節税に使えるのか。
④ 長期の資産形成に向いてるのか。
⑤ 資産の保全に向いてるのか。
⑥ 自分が居住するのに向いてるのか。
⑦ 相続や贈与に向いてるのか。
など、さまざまな角度から検証します。
そうです、いつも言ってるように
不動産自体は“目的”ではなく“手段”なのです。
そして目的が決まったら、
その目的の達成を阻害する要因となるリスクを徹底的に洗い出し、
「投資できない理由」をすべて消していくのです。
photo credit: JulieFaith
「投資できない理由」がなくなれば、
投資するしかないでしょう(笑)
特に今回視察したジョホールバルに関して言えば、
前述した中国の深セン市に将来の姿がはっきりと見えるような気がしました。
そこで、僕は、その日の夕方、ホテルにチェックインしてすぐに
深セン市の日系の不動産会社に電話をしました。
深セン市の最近10年の物件価格の推移を聞いたのです。
そして現状や問題点も。
なるほど・・・。
さらに、この電話で驚くべき情報を得ました。
この深セン市とジョホールバルは姉妹都市だったのです。
つまり、ジョホールバルは意図的に深セン市をモデルに都市計画をしていたのです。
だんだん見えてきました、
このジョホールバル不動産投資の戦略が・・・。
続きは、次回ということで。
S
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ジョホールバルの不動産戦略…
気になりますね〜。
今回も非常に深い投資家脳からの視点を
示してくれました。
わたしも
アジアツアーを一緒にまわりましたが、
S氏に聞くと本当に投資家の目で
いろいろと答えてくれました。
それは私にはほぼ欠けていた視点で、
「さすがS氏、目のつけどころが違う!」
と何度も唸りました。
文字通り、目のつけどころが全く違うんですね。
今回のメールにある
「どういう目的でその不動産が使えるか」
この視点が非常に鋭い。
私たちはどうしても物件を
自分が住むイメージで見てしまいがちです。
ですから「うわ〜豪華ですごい」
と感激していましたが、S氏は
「この物件は、この材質で作っているので、
数年後のメンテナンスが…」
という徹底ぶり。
まだまだ修行が足りません。
しかし今回のアジアツアーは、
「大富豪サミット」あり、
アジア視察ありで、本当に楽しいものでした。
何より、アジアのパワーは
日本人である私たちにも元気と活力をくれました。
次回からのアジアツアー報告も
どうぞお楽しみに!
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暑い日が続きますが、
体調管理をしっかりして乗り切っていきましょう!
それではまた。
柳田厚志
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2 Responses to “【S氏の目】アジア視察-Vol.1”
Comments
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楽しく拝見しました。
次回の更新情報を楽しみにしています。